北回帰線
北回帰線(夏至線)は、北緯23度26分を通る緯線で、夏至の日に太陽が真上に来る場所として知られてます。熱帯と温帯の境界とされ、この線の北側を温帯、南側を熱帯と一般的に呼ばれます。
初めて北回帰線標誌を見たのは台湾嘉義縣水上郷、仕事で台湾をめぐっていた時のこと。頻繁に訪れたのは台湾花蓮縣瑞穂郷
この北回帰線がお茶とのかかわりを深めていくとは台湾初心者のころ、全く考えもしませんでした

茶壹福
ゴールデンベルト
ゴールデンベルト(コーヒーベルト)と咖啡界隈では言われており、一つの指標です。寒さに弱い作物咖啡樹は気温零度以下では枯死、風が強い地域では5℃が限界といわれてます。北回帰線の南は熱帯に分類され温暖な地域といわれてます。同じ理由で南回帰線の北側も熱帯地域。この間がコーヒー栽培に最適な地域なのです。
茶の場合、北回帰線付近の温暖な気候に加えて降雨量がある程度見込める地域という限りがあります。
台湾、中国、インド、ケニア、スリランカ(セイロン)、ベトナム、インドネシア、タイ、フィリピン、日本などの国がお茶の産地として栄えたのはこの理由からです。寒さにも乾燥にも弱い作物が茶樹。コーヒーと似ていますが少し違う環境が好きな作物です
台湾花蓮瑞穂郷は日本統治時代に日本人がコーヒー栽培を持ち込んだ地域として今でもコーヒー生産をしています。
他にも嘉義県阿里山周辺、雲林県古坑、屏東県、南投県、台東県などが産地として有名です。地球温暖化の影響か近年では新北市坪林周辺でもコーヒー栽培が増えてきています。各地域によって特色のある香り、味があるのでいろいろ試すと楽しい。

茶壹福
花蓮瑞穂
花蓮縣瑞穂郷は瑞穂駅から玉里駅に向かう道路の途中、瑞穂台地に北回帰線標誌があります。その周辺にはコーヒー園と茶畑、パイナップル、文旦畑が広がっています。北回帰線の北側台地の下側に瑞穂牧場、吉蒸牧場の台湾を代表する牧場が広がります。
最近では北回帰線標誌の右側に新品種「山蘊」台茶24號、その先に大葉烏龍種、奥に入ると台茶12號「金萱」の茶畑があります。嘉茗茶園高肇昫さんゆかりの茶畑です。入り口には「北回の咖啡」店、瑞穂郷の咖啡と蜜香紅茶が飲めます。この店も嘉茗茶園奥さんの妹さんの店なので品質は保証付き。
茶壹福
台湾と北回帰線