台湾との出会い(9)
1980年代前半だったと記憶しているが台湾知人に連れられて行ったのが7条通り「肥前屋」さんでした。
林森北路と天津街に挟まれた通称7条通り入り口付近のこじんまりとした店というより、全く目立たない店でした。今の店舗の目の前に位置しており、知らない人も多いかと思います。日本風のウナギかば焼きが食べられ、肝焼きもあるということで楽しみにして訪問したのを覚えています。開店と同時に満席になるので11時半ごろ店舗につくように出かけました。満席といっても15人ほど入店すると満席でしたが。

茶壹福
お店は
九州出身というおばあちゃんがおり、このおばあちゃんの味がベースになっているとのこと
着席してうな重大と肝焼き、ビールを注文、普通のうな重(鰻魚飯)が50元、大が70元、肝焼きは20元くらいだったと記憶していますが、定かではありません。普通と大ではウナギの枚数が違うだけでご飯量は指定すれば増やしてもらえるようでした。肝吸いもサービスでついていました。お客さんは年配の台湾人がメインで日本人もちらほらという感じ、観光客は全くいませんでした。もちろん注文は日本語で問題ありませんでした。店外からかおるウナギを焼いた煙、本当にそそられる店でした。行列ができてるため、長居するのは無理でさっと飲んで食べて帰るというパターンでしたが大満足。

茶壹福
いつの間にか移転
気がついたときはお店が路地の反対側に移転していました。客席数は何倍にもなり店員もたくさん、今までの狭いお店からは想像もできないくらいきらびやかな店になっていました。味はさほど変わった感じはなくなりましたが、日本語から台湾華語に変わったくらいでしょうか。この少し前くらいから人気店になってしまったのか大行列ができる店になり、慌ただしさが増してきました。新店になったころから持ち帰り弁当がメインになり、店内飲食はほとんどなくなってしまいました。

茶壹福
突然の閉店の報
2025年6月末に突然閉店するという報、聯合報による報道ですが、本当に突然でびっくりしました
過去肥前屋、京都屋、濱松屋、劍持屋並列「台北四大鰻魚飯」。隨著時代演變,「京都屋」已於2019年停業,另外「濱松屋」在2024年10月也曾短暫拉下鐵門,後又重新復業。隨著肥前屋落幕,目前四個品牌中,尚有「劍持屋」、「濱松屋」仍在營業中。
1980年ごろは台湾はウナギ養殖産地、世界的な自伝車メーカー「ジャイアント」さんもこのころウナギ養殖していました。養殖産業も徐々に衰退し、ウナギは高級魚になり、台湾で日本式のうな重が食べられなくなる日も近い将来あるのかも
茶壹福
肥前屋さんとの出会い