文山東方美人茶を作ったら(1)

茶畑はこんな感じです


摘採した茶葉
梅雨の晴れ間、気温40度近く湿度80%の過酷な状況、日の出時間4時頃から11時までの予定で茶摘みが始まりました。
今回の品種は「大慢種」文山東方美人茶に最適な品種です。量産したいなら金萱種、白毫をきれいに見せたいなら白鷺種など、選択肢はありますが、伝統的に良いお茶が仕上がる新種を選択しました。休憩をはさみながら7時間の茶摘みで摘めた茶葉はほんのわずか、大変さを実感です。



東方美人茶の要「日光萎凋」
茶摘みが11時までなのには理由があります。文山東方美人茶を作るとき最も大切な作業日光萎凋を長時間行うためです。強い太陽の光をふんだんに浴びせ、じっくりと茶葉から水分を抜く作業です。民國100年ごろまでは直射日光、それ以降は寒冷紗下(半日陰)で夕方までじっくりと行います。萎凋時に茶葉が重ならないように薄く広げるのが特徴。



初めは緑色の茶葉も時間経過とともに茶色く変化します。
色の変化、香りの変化、手触りが萎凋時間見極めには大切、五感をフルに使いながらお茶つくりは佳境に入ります。