梨山霜降
過酷な気象条件で知られる「梨山」
大禹嶺、天府、福寿山、翠峰、翠巒、天府、松茂、紅香、大雪山、八仙山、新佳陽などたくさんの産地があります
その地理的条件や気象条件、地質、水質などによってその香り、味が大きく異なります
中でも標高2000mを超える産地で作られた「高冷茶」には特別感があります

茶壹福
降雪・降霜
台湾は南国、北回帰線が通過しており、その南部では熱帯と区分されています
島国台湾ですが山岳国で標高の高い山が中央山脈を形作っています
その標高差を利用して熱帯性作物から寒帯性作物まで栽培されており、多様性を生み出しています
一般に標高100m上昇すると気温は0.6℃低下します。標高2000mになると地上気温に比べて12℃低くなるのです
冬季の南部早朝平地でも最低気温15℃以下となることもあり、当然山間部は0℃近くまで気温低下します
その結果、降霜ということになり、茶葉は真っ白になります
時には降雪することもあり、冬季期間に数度の降雪を記録します

茶壹福
寒さに強い品種
茶葉は気温20℃超えると成長が始まり、それ以下だと成長が止まります
梨山では冬場に20℃を超える日は少なく、茶樹はほぼ成長が止まった状態となり栄養を蓄えます
この茶樹が春の目覚めで成長が始まると春茶生産時期となります
台湾主力品種「青心烏龍種」は寒さに強い品種で特に高山のような場所で強みを発揮します
とはいえ成長が始まった時期に降雪・降霜があると茶葉に傷みが生じて品質が大きく低下します、このような理由で3月半ば以降の降霜は大きな支障となるのです。成長が止まった時期の降雪・降霜は大きな影響がないと言えます
最近流行の「金萱種」は寒さに弱い品種、高冷茶に金萱種が少ないのはこの寒さが理由です
温暖化の影響で蒸し暑さに強い品種が活躍していますが、高山地帯では寒さに強い強い品種も必要なのです
茶壹福
高冷茶産地