日々台湾茶と戯れ、戯言をつぶやきます

柚香茶

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茶壹福

台湾柚香茶

柚香茶とは柑橘類のつぼみ、花で茶葉に香りをつけた薫花茶のひとつ
台湾では文旦、ネーブルなどの柑橘類の開花に合わせて毎年3月上旬の2週間ほどの期間に生産されている季節限定茶
基本的な生産方法はジャスミン茶に準ずるが茶園によっていろいろな工夫があり、その香りは様々です

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茶壹福

茶産地と柑橘類の産地

柑橘類花の賞味期限は非常に短く、茶産地(製茶設備)と柑橘類の産地が近いことが必須条件
台湾で代表的な柑橘類は「文旦」その有名な産地は「台南麻頭」「花蓮瑞穂」「宜蘭冬山」など多くあります
お茶の産地とリンクさせると「花蓮瑞穂」「宜蘭冬山」「文山地区」「桃園地区」など絞られてきます
個人的には花蓮瑞穂と宜蘭冬山に特別な思い入れがあります

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茶壹福

良質な茶葉と良質な花

おいしいお茶にするには良質な茶葉は必須、そこに新鮮な花が加わってこそ良質な柚香茶となります
香りがよい花にも大きな欠点が一つ、花には柑橘特有の苦みがあります
この苦みを茶葉に移さず茶葉に香りだけを移すという良いとこ取りができた茶葉は良質な柚香茶と言えます

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どんな茶葉と相性が

柚香茶は
清香系烏龍茶
緑茶・蜜香緑茶
紅茶・蜜香紅茶
との相性は抜群、茶の香りに柑橘花の香りが加わり、素晴らしい香りになります

薫花茶は多くの種類がありますが、自然の花で香りをつけたものと、人工的な香料で香りをつけたものでは大きな隔たりがあります
自然界のものをうまく利用して作り上げる、茶師の匠の技がそこに凝結しています
普段は飲まない薫花茶ですが柚香茶は特別な一杯になるのは間違いありません